大阪・大阪天満宮近くの薬膳の考え方を取り入れたグルテンフリーレストランです。


ライ麦・大麦・押し麦は食べても大丈夫?


水先案内人

こんにちは。
今回はライ麦・大麦・押し麦について、お店の考え方をご紹介します。

ライ麦・大麦・押し麦に関する考え方

お店が問題視しているのはグルテンが及ぼす健康被害です。

グルテンは不溶性のため、小腸で目詰まりを起こして様々な健康被害が起こることが懸念されています。この問題解決のためにグルテンフリーという食文化があります。

このお話が気になる方はアレルギーをお持ちの方がほとんどだと思いますので初めに記載します。

通常ランチのお料理では、これらの食材は一切使用しておりません。但し、ご登録者様向けのお料理については説明の上で使用させていただく場合がございますし、ドリンクmenuではビールやウィスキーをご用意しております。それは以下の理由からです。

まず、グルテンは「グリアジン+グルテニン+水」によって出来ます。それに対してライ麦は「セカリン(グリアジンに似た成分)+グルテニン+水」です。グルテニンがありませんのでグルテン化できません。大麦は「グルテリン+ホリデイン+水」で、こちらは成分名は違いますがグルテンに似たような性質を持つためグレーといった感じでしょう。但し大麦は腸管内に留まることができないため、問題視している健康被害に遭う可能性は、やはり極めて低いと判断しています。もち麦、押し麦に関しましては「グリアジン+グルテニン+水」です。グリアジンがないためにグルテン化できません。

お店では大麦を使用したお味噌、ビールやウィスキーがこれに当たります。ですがこのどちらも、醸造過程においてグルテンに似たような成分が残る可能性は極めて低いと言えます。

お店はアレルギー対応を主軸にしているわけではありませんので、このような判断の元に食材を選別しております。但しアレルギーをお持ちの方は、似たような成分でも反応が出る場合があります。また麦が育った環境によってグルテンが含有する可能性がある、といったお話もゼロではありません。

ご登録をいただく場合には、アレルギーについてもお届けをいただいております。主治医の先生とご相談いただいた上でお知らせください。勿論アレルギーをお持ちでない方も、ご希望があればお知らせください。十分に考慮して対応いたします。


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