
こんにちは。探偵ヒトツブだょ。
今日のテーマは・・・
炎症が・・・
どうしてグルテンフリーを食生活に取り入れているんだろ?
今日もはりきって調査していくぞ!

3つ目の大きなポイント
「炎症が止まらない。」
前回のお話では、
「グルテンの影響から身体に栄養として取り込まれなかった食べかすが、腸で炎症を起こしてしまう」ってお話をしたよね。
今日のお話は「その炎症がもしも慢性化してしまったらどうなるの?」ってお話だょ。

今日は先にこたえを言うね。
「リーキーガット症候群(腸漏れ)」っていう症状を起こしてしまうんだ!
「リーキーガット症候群(腸漏れ)」、あなたは聞いたことがあるかな?
「リーキーガット症候群(腸漏れ)」はね、
身体の中で消化できなかった食べかすや細菌、毒素などが、言葉のとおり「腸から漏れ出て」しまう状態のことなんだょ。
そして漏れ出たものは、全身のいたるところに運ばれてしまう。
そしてそして、そのことが原因で様々なからだの不調が現れるようになるんだ。

人間の小腸の壁にはね、
「タイトジャンクション」っていうバリアみたいなものがあるんだょ。
小腸が正常な時はこのバリアがきちんと閉じていて、細菌や毒素が漏れ出ることはないんだょ。
だけどね、グルテンが腸の粘膜を傷つけてしまうと、小腸が炎症を起こしてしまう。
するとこのバリアが壊れちゃって開いちゃうんだ。そして全身のいたるところに、食べかす、細菌、毒素が流れていってしまう。
しかもこの栄養として取り込まれなかった食べかすは、時間がたつと腐ってしまうんだ。
では、ここで問題!
「全身のいたるところに腐った食べかす、細菌、毒素が流れていってしまったら、一体どうなるでしょうか?」
ヒント💡 体内に異物が入ってきたと勘違いしたら、白血球はなにをするのかな??
そう。これは今までにも出てきたよね。
白血球が異物をやっつけて、自分のからだを守ろうってすることもあるってお話。
腐った食べものなどを、白血球が体内に侵入してきた異物だと勘違いしてしまうんだね。
そして、攻撃してしまう。すると・・・
全身のいたるところで炎症を起こしてしまうようになるんだょ。
こうして、原因のわからない体調不良になってしまうんだね。

炎症は、皮膚への影響も甚大なんだ。
「グルテンフリーをすると肌がきれいになる」っていう話を聞いたことあるかな?
これは、炎症を起こさない食生活に変わったことで得られた効果のひとつだね。
それから、アトピーや花粉症も炎症によって起こる症状のひとつ。
もしも悩んでいたら、グルテンフリー生活があなたの悩みを解決する糸口になるかもしれないょ。
ということで、
グルテンフリーを取り入れるみっつ目の大きな理由は・・・
「身体に炎症ぐせがつかないようにするため」でした!
*グルテンによる影響は、個人差があります。

グルテンが引き起こす炎症の原因は、他にもあるんだょ。
たとえば、人間の体内にはグルテンに似た物質がそもそもいるんだけど、
グルテンを食べることによって、その物質が異常繁殖してしまったって白血球が勘違いしてしまう。
するとまたまた炎症が・・・。こうして、どんどん炎症癖のある身体になってしまうんだね。
さて次回は・・・グルテンフリーは痩せるのか!?の謎に迫ってみるね。お楽しみに。
*この記事は「hitotubuの氣モチ 2024年1月23日号」と同じ内容です。