探偵ヒトツブのStory
探偵ヒトツブは、お店に転がっている有益な情報を探って調査している探偵です。
そしてその調査書をまとめて、みなさんに情報をお届けしています。

ですが、そのことをシェフと水先案内人は知りません。
ヒトツブが探偵に憧れてお部屋をそれっぽくしているのは知っていますが、まさか本当に探偵をしているとは夢にも思っていません。

そんな中、ヒトツブが探偵をしていることを知っている人が一人だけいます。
それは、水先案内人に薬膳や身体の仕組みを教えてくれている先生。
クルキエンテ‐hitotubu-の名付け親でもあります。
探偵ヒトツブは先生を慕っていて、分からないことがあると先生のところに行きます。
先生も、探偵ヒトツブを応援してくれています。

「安全安心な食文化を広めよう!」と奮闘している探偵ヒトツブ。
さて、探偵ヒトツブのおもいはどこまで実現することができるのでしょうか・・・。乞うご期待。

探偵ヒトツブは
クルキエンテ-hitotubu-
の妖精
夫婦ふたりがグルテンフリーを始めたのは、先生に出会ったことがきっかけでした。
謎の体調不良で悩んでいた水先案内人に、先生が教えてくれたのが「グルテンフリー」。

早速お店に帰って「今日からグルテンフリー生活をするから小麦は使わないで!」と言い放った水先案内人。
お店には人気のりんご酵母パンもあって、シェフは驚きと戸惑いを隠せませんでした。

とはいえ、そこはシェフ。
小麦粉を使わないパンの開発を始めて2か月。
出来上がったのが、クルキエンテ-hitotubu-です。
クルキエンテ-hitotubu-は、米粉のシュー生地。
中にいろんなものを挟んで食べると美味しいです。
名付け親である先生も、クルキエンテ-hitotubu-が好きみたい୧(˃◡˂)୨୧(˃◡˂)୨

米粉のパンと一言にいっても、美味しいものを作るのはホントに難しかったようです。
米粉は普段白ご飯に使っている精米を、お店でシェフが製粉しています。
膨らますためのドライイーストも実は小麦なので使えません。
そんなこんなでシェフが格闘して出来たのが、クルキエンテ-hitotubu-です。
出来たのは米粉、バター、たまご、牛乳、お塩だけでできたクルキエンテ-hitotubu-なのでした。

名付け親の先生から、由来を教えてもらいました。
クルキエンテ(crujiente)とは、スペイン語でカリっとした歯触りを現す言葉。
hitotubuは、このシュー生地が完成した時の屋号が関係しているのですが…。ここでは控えます。
さて、みなさんの中には「hitotubuのスペルが間違っているのでは?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう・・・。

実はコレ、きちんとした意味があるんです。
日本のあいさつは、シェイクハンド。
「よろしく」と握手を交わす。
諸外国のあいさつは、ほっぺにチュッ。
「よろしく」と頬を合わせる。
‘tu’と表現することで「hitotubuを通してみなさまと親しくなれますように。」との思いが込められています。

「ヒトツブ」の愛称でオーダーがいただけると、その都度微笑ましくなる。
そんなシーンを想像してつけてもらった名前。
食後のデザートセット。この記事をご覧いただいたあなたは、「ヒトツブセット」とオーダーしてください♪